一人暮らしするべきか【一人暮らし歴20年の私が徹底解説】
一人暮らしに踏み切れない人「一人暮らしするべきなのかな、一人暮らしするべきタイミングを知りたい。自立するためにも一度は一人暮らしを経験するべきって聞いたけど本当かな?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 一人暮らしするべきか【結論:迷っているうちはしない方がいい】
- 一人暮らしするべきタイミング【迷っている時間は無駄です】
- 自立するためにも一度は経験するべきという幻想
この記事を書いている私は、一人暮らし歴20年ほど。
日本各地のほか、海外(タイ、イギリス、オーストラリア)で暮らしてきた経験を踏まえて解説します。
※3分ほどで記事は読み終わります。3分後には、「一人暮らしするべきか」判断できるようになります。
一人暮らしするべきか【結論:迷っているうちはしない方がいい】
なぜかと言うと、「一人暮らしはデメリットだらけだから」です。
- デメリット①:寂しい
- デメリット②:貯金ができない
- デメリット③:生活が乱れやすい
- デメリット④:トラブル時のリスクが高い
- デメリット⑤:すべて自己責任
このようにデメリットだらけなので、目的もなく一人暮らしを始めると、デメリットが表面化したときに後悔してしまいます。
ここで、デメリット1つ1つについて語りだすと長くなってしまうので、別記事にしました。
デメリットが気になる方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。
» 【悲報】一人暮らしのデメリットを考えても無意味な話【理由を解説】
では、デメリットだらけなのに、なぜ一人暮らしをしている人がいるのでしょうか。
あなたのまわりで一人暮らししている人を思い浮かべてみてください。
次の3つのどれかに当てはまるはず。
- その①:積極的にしたくて始めた ➔ デメリットが気にならない
- その②:必要に迫られた ➔ 学校や職場が通える場所にない、親から追い出されたなど
- その③:結果的に一人暮らしになった ➔ 子供が独立した、家族が亡くなった、同棲を解消したなど
このような人が大半ではないでしょうか。
つまり、一人暮らしをするかどうかは迷うことではないのです。
一人暮らしするべきタイミング【迷っている時間は無駄です】
ベストなタイミングは、自分で一人暮らしすると決断したときです。
よく考えてみてください。
そもそも、一人暮らしが気になりだしたきっかけは何ですか。
あなたは、なぜ一人暮らしをするべきか迷っているのでしょうか。
ケース①心配さん
心配さん「一人暮らしはしたいけど、やっていけるか不安...」
心配さんへの処方箋
一人暮らしをしたいと思っているだけで行動しなかったら、いつまでたっても実現しません。
- 寂しさに耐えられなくなったらどうしよう
- お金が足りなくなったらどうしよう
- 病気になったらどうしよう
未知なことに不安になる気持ちもわからなくはないですが、どうなるかは実際にやってみないと誰にもわからないですよね。
将来のことは考えても予測不可能なので、グルグルと堂々巡りになるだけで時間ばかり過ぎてしまいます。
一人暮らしをしたいなら、迷っていないで、次の2つのことから始めましょう。
- 一人暮らしをする目的を明確にする
- 考えられる最悪の事態をイメージして、そうなったらどうするかを決めておく
一人暮らしをする目的が明確ならば、なんで一人暮らしなんかしたんだろうと後々悔やむことはないでしょう。
また、目的を達成するためならば、人は困難にぶつかったとしても、なんとかしてうまくいかせようとするものです。
一人暮らしをしたい理由をなぜ、なぜと問いかけることにより自分と向き合い、一人暮らしをすることが自分の本当の望みなのかどうか確かめましょう。
そして、最悪の場合にどうするかさえ決めておけば、いざというときには決めた通りにするだけなので、慌てずにすみます。
- 寂しさに耐えられなくなったらどうしよう ➔ 耐えられなくなる前に相手を見つけて結婚しよう。
- お金が足りなくなったらどうしよう ➔ 必要なお金を貯めて2年間だけ一人暮らしをしよう。
- 病気になったらどうしよう ➔ どうにもならなくなったら実家に戻ろう。
例えば、こんな感じ。
一度一人暮らしを始めたら最後、二度と実家に戻ったらいけないという決まりはありません。
私もいざとなったら実家に戻ればいいやと思って一人暮らしを始めて、案の定職場を3ヶ月で首になって実家に戻ったことがあります。
迷っているうちに結婚することになったり、親の介護が必要になって実家を出られなくなったりして、一人暮らしができなくなったら後悔しませんか。
繰り返しになりますが、迷っていないで、2つのことから始めましょう。
- 一人暮らしをする目的を明確にする
- 考えられる最悪の事態をイメージして、そうなったらどうするかを決めておく
ケース②:気にしいさん
気にしいさん「いつまで実家にいるんだと周りからの視線が痛いです」
気にしいさんへの処方箋
一度は一人暮らしをするべきとか、いつまでも実家暮らしをしているのはよくないとか、周りの目を気にして一人暮らしを始めるのはおススメしません。
なぜなら、先ほど言ったとおり、一人暮らしはデメリットだらけだからです。うまくやっていくためには相応の覚悟と努力が必要です。
あなたには、一人暮らしのデメリットを引き受けるだけの覚悟がありますか。
周りの目を気にしてなんとなく一人暮らしを始めたのでは、うまくいかない可能性が高いです。
しかも、うまくいかなかったとしても誰も責任を取ってはくれません。
みんな一人暮らしをしているからとか、周りから一度は一人暮らしを経験するべきと言われたからなど、他人軸で生きるのはやめましょう。
この点については、別の角度からもう少し深堀します。
自立するためにも一度は経験するべきという幻想
一度は一人暮らしを経験するべきという人は、金銭感覚や料理、洗濯、掃除などの家事能力が身つくからと言います。
本当にそうでしょうか。
確かに一人暮らしをすることで、必要に迫られれば嫌でもやるし、実際にやってみて初めてその大変さに気がついて、試行錯誤することで身につくことはあるでしょう。
とはいえ、金銭感覚や家事能力は一人暮らしをすることでしか身につけられないわけではないし、一人暮らしをすれば必ず身につくとも限りません。
実際、私が初めて一人暮らしをしたときは、3食コンビニかファーストフードですませて一度も自炊をしなかったので、料理ができるようにはなりませんでした。
逆に小学生のころから料理、洗濯、掃除をしていて、実家にいながら家事を完璧にこなしている友人もいます。
このように、すべては本人次第で、一人暮らしさえすれば自立できるわけでも家事能力が身につくわけでもないのです。
まとめ:一人暮らししたいときがベストなタイミングですよ
記事のポイントをまとめます。
- 迷っている時間は無駄です
- 考えられる最悪の事態をイメージしてどうするかを決めておけばOK
- 目的を明確にしてタイミングを逃す前に始めましょう
- 自立するためにも一度は経験するべきというのは幻想です
ここまでご覧いただきありがとうございます。
あなたの人生の主役はあなたです。自分軸で生きましょう。
繰り返しになりますが、ベストなタイミングは一人暮らしをすると決断したときです。
まずは自分の本当の気持ちと向き合ってみることをオススメします(`・ω・´)ゞ
ご相談いただいた内容を許可なく公開することはありませんので、お気軽にどうぞ!
» お問い合わせ